グレン Glenn CADPIと自治 CADPI y la autonomía




CADPIと自治
僕の名前はグレン・アーニー・カットベート・ディクソンです。

ニカラグア南部自治地域(RAAS)のラグーナ・デ・ペルラスで生まれました。 

こどもの時、そして少し大きくなってからも、いつも大人たちが「自治」について話しているのを聞きました。

けれども、自治とは何かを理解するには幼すぎて、多くのことがよくわかりませんでした。時間が経つにつれて、自治というのはニカラグアのコスタ地域の人びとが政治的、経済的、社会的な一連の権利を主張する闘いだということに気がつきました。自治の目的を理解すると、文化や自由な自己決定、そして持続可能な発展について学びたいという情熱が自分の中にわき起こってきました。

高等教育を受けるために、自分のコミュニティを出てマナグアに行きました。そこで人生の新しい一歩を踏み出しましたが、たくさんの違いがあり、馴染むのに苦労しました。

突然、自分の母語でコミュニケーションができなくなり、人との付き合い方も違っていて、食べ物も同じではなく、回りは知らない人ばかりでした。僕を知らないのに、偏見を持って見られたのです。どうして差別されるのか? 

けれども、意思と努力で自分の身近な人たちの態度を変えることができたと思います。

高等教育を受けたことで、先住民族の発展のための自治センター(CDPI)を知ることができました。CADPIは自治地域でのリーダー的組織の一つで、その創立者たちは、僕がこどもの頃理解するのが難しかった自治のために闘った人たちでした 。

CADPIは先住民族のための先住民組織です。
先住民族の権利を擁護・促進し、持続可能な発展と民族自決のプロセスに同伴します。
気候変動に対してテリトリーの統治性のテーマで活動しています。
食糧主権に関連したテーマの活動をしています。

先住民族女性と伝統的知識

気候変動とREDD+

提案を通して中央政府・議会や自治政府・議会にロビーを行い、気候変動にかかわる国連の会議に参加します。
CADPIで仕事をして、自治憲章にもとづいて自分たちの地域をよくし、変化のプロセスを促進していることに大きな満足を感じます。


Abril de 2013, Digital Storytelling Workshop, Bilwi, Nicaragua

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