水:エル・ムエジェ地区の本当の状態 マルロン El agua “la situación real en el barrio el muelle”  Marlon


水:エル・ムエジェ地区の本当の状態

地球の3分の1以上は水で、海、川、潟や湖があります。
RAAN にはたくさんの水、潟や川、水路、入り江や支流などがある。
潟は、カラタ、ビモーナ、クルキーラ・パラ・ウオウタ、ハローバーがある。
川は、ココ、クカラヤ、リクス、バンバーナなどがある。
こう聞くと、RAANには命の水を得る場所がふんだんにある、と思うのではないだろうか。けれど私たちの現実は別でひどいものだ。

数えきれないほどの水源があるのに、上水道があるのは三つの自治体にすぎないし、それとて住民すべてにサービスを供給している訳ではない。アレマン地区、リベルター地区、サンディベイ・シルピ地区、カミナンテ地区、サン・フダス地区、ロマ・ベルデ地区、エル・ムエジェ地区など、ビルウィの人口の60%以上に上水道が届いていない、

特にエル・ムエジェ地区は状態が悪い。地区の社会状況と崩れやすい地質のせいで、井戸が掘れない。住民は飲み水を汲むために遠く離れた場所まで行くか買わなければならない。乾期になると井戸が干上がるのでさらに状況はひどくなる。井戸の所有者は水を汲ませることを拒否したり、売ろうとするからだ。

この地区では、水のタンクに60コルドバ払わなければならない。払う金がなければ200メートル離れた場所まで水を汲みに行かねばならない。

水道会社ENACALはこの状況を改善すると何度も約束しているが、現在に至るまで何もせず、状況はひどくなるばかりだ。 住民の健康にも影響し、下痢や嘔吐、コレラ、さらには脱水症状になったりする。水を得ることは権利であり、私たちは水を大切にし、守らなければならない。水は命の根源なのだから。

Abril de 2013, Digital Storytelling Workshop, Bilwi, Nicaragua

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